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1 2010年 02月 25日
バリ3日め。
Tirta SariメンバーのAjiが前日いっていた、 Jimbaranのホテルでのペンタスにちゃっかり便乗。 昼12時集合といわれていたので、 朝のラティハン後、急いでPeliatanに戻ってマンディをして集合場所へ行くと、 集合場所のプリアグン向かいの広場には プナリ号、プナブ号の2台の大型バスが待機していました。 プナリは子どもたち(若者?)が多いせいか、もうほとんどそろっているようでしたが、 プナブのおやじたちはやる気なさそうにだらだらと集まってくるので(笑)、 なかなかバスが出発できません。 みんなそろって先に行くことになったプナリ号を見送っていたら、 窓越しにデワニョマンの姿が。デワくんも踊るんでしたね。 で、それに遅れること20分ぐらいしてプナブ号も出発。 私もおやじたちと一緒にプナブ号に乗り込みました。 それにしてもこの移動のバスは観光バス並みにデカいし立派。 冷房もきいてるし(笑)。 ホテルのチャーターなので経費も向こう持ちなのか、 それとも最近のTirta Sariはいつもそうなのか、 そこんところはわかりませんが、 でも10年ぐらい前は、ベモに毛の生えたようなバスに乗っていったような……。 そのもっと前は、トラックの荷台に楽器と一緒に乗っていく プナブたちを見た記憶もあります。 そういえば、今は楽器の運搬は別便なんですね。 それって、かなり前からでしたっけ?(ってだれに聞いてるのかな?) そうこうしているうちにJimbaranのNikko Bali Resort & Spaに到着。 ところで私、この日のペンタスの内容をちゃんと聞いてなくて、 前日、Ajiが「時間が長くてガムランじゃないグループも出る」といっていたので、 ジャンルの違ういろんなグループが参加する フェスティバル的なものを勝手に想像していたんですが、 ガムランがセッティングされている場所を見て、「あれぇ???」と拍子抜け。 ホテルのエントランス手前のスペースにあきらかに仮設で建てた大テント。 ひな壇になっている板張りの場所が客席? というシロモノでした。 いや、もちろんテントといったって、全体がドレープ状の白い布で覆われていて、 音響や照明、スモークマシンなど、けっこう頑張って仕込んで、 コンピュータ制御で動きながら場面転換する照明なんかもつかっちゃて、 それなりに気合いは入っているんですが、 ガムランがセッティングしてあるところはなぜか屋根がなく、 雨降ったらどうするんだろ……と、設営や演出のことがつい気になる私(笑)。 でもとりあえず控え室に案内されて、まずは昼飯です。 私ももらい飯(笑)。一応、ナシチャンプルなんですが、 白くて四角い箱に入っている仕出し弁当のようなスタイル。 そういえば、前々日のBelegaのオダランのときにいただいたご飯も 同様のスタイルのものでした。 ひょっとして、今、流行りですか?(って、だからだれに聞いてる? 爆) で、このときの時間は15時くらい。 これからどんな展開になるのかなあ、と思っていたら、 マイクセッティングをかねてリハーサルをやるというので、 おやじたちも流してプスパメカールを演奏。 その最中からプナリたちも集まってきて、中央の空間(ステージ?)で なにやら振りのおさらいのようなことをしています。 そのプナリたちを見ていて、「あっ、今日はバリ舞踊じゃない……んだ」と はたと気がついたのでした(爆)。 Tirta Sariには、というか、Oka Dalem氏のプロジェクトのひとつとして 創作のモダンというかコンテンポラリーダンスを発表しているグループ Padma Nara Swaraがあり、 今回、演奏はTirta Sariですが、プナリはその子たちのよう。 プスパメカールに続いてPAから鳴り響いた音楽は 今どき(っていっても、ちょっと古いところがみそ・笑)の音楽。 それに合わせて、プナリたちがバリ舞踊っぽい、 でもショーダンスやストリートダンスっぽい振りも織り交ぜながら、 リズミカルに踊ります。 そういうことだったんですね……(今さらですみません!)。 このショーは「HONDA2010新車発表会」のための 出し物として企画されたもの。 あとで知ったのですが、今回が初めてのことではなかったようです。 それで珍しく早くから行ってリハーサルをちゃんとやっていたんですね(笑)。 ちなみに本番はほんの一瞬(20分ぐらい?)で終わってしまいましたが、 そこに行き着くまでのリハーサルの様子や舞監ほか現場スタッフの動向が とぉ〜っても(笑)おもしろかったです。 長くなったので、以下、またまた続く(苦笑)。 ▲
by asabali
| 2010-02-25 06:30
| バリ芸能
2010年 02月 21日
昨年末、カフェウブドでのライブで、しげ子と美女対決(笑)をしていただいた
ジャワ舞踊家リアントさんのソロ公演がまもなくあります。 今回は純然たるジャワ舞踊ではなく、リアントさんの創作による コンテンポラリーダンス、ということですが、 「静かに大地からエネルギーを吸い上げ、 流れるように舞うジャワ舞踊のエッセンスをベースに、 男性性と女性性の二面性の表現を追求するリアントが 現実と幻想の狭間で大きく揺れ動き…… ウソの裏にある真実、闇の中の一筋の光を見つけ出す……」 (チラシのコピーより抜粋) といったテーマは興味津々。 さて、どんな舞台が繰り広げられますでしょうか。 公演詳細は以下の通り。私も観に行く予定です。 ![]() Dewandaru Presents Rianto ソロダンス パフォーマンス 「Hallucination(ハルシネーション)」 日時:2010年2月27日(土)19:00開場 19:30開演 (※18:00より当日券、18:30より予約分の受付を開始し整理券を配布します) 会場:東京・渋谷UPLINK FACTORY(JR渋谷駅より徒歩8分) 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F TEL03-6825-5502 料金:前売2500円 当日2800円 お問合せ・ご予約: UPLINKFACTORY 03-6825-5502 factory@uplink.co.jp Dewandaru Dance Company 090-4453-2555 mirayanli2006@ybb.ne.jp (※メールの件名に“リアント公演”とご記入ください) 【作・振付・出演】Rianto 【後援】インドネシア共和国大使館 【共催】UPLINKFACTORY 【宣伝美術】北條華子 【企画・制作】川島未耒(Dewandaru Dance Company) ▲
by asabali
| 2010-02-21 06:16
| 他
2010年 02月 20日
で、ラティハンです。
結局初日はオダランから帰ったところで、 「じゃ明日な」と師匠にいわれ、練習はできず。 2日めからのラティハン開始です。 師匠のところでは、スンバヤンに始まりスンバヤンに終わるという 決まりになっているのですが、 今回初めて、師匠が声に出して、日本でいう祝詞奏上のように、 「日本から来たコーイチがこれから練習します。どうぞお守りください」的な、 正確な内容はわかりませんが(苦笑)、おそらくそういったことを たっぷり時間をかけて、神様にお伝えしてくれました。 これまでそんなふうにしてもらったことなかったなあ、と思いつつも(苦笑)、 形だけのスンバヤンではなく、師匠が発する言葉が 言霊というか、波として身体に入ってきて、内側から動かされ、 そして、わけもなく「ああ、大丈夫だ」と感じたのでした。 阿佐ヶ谷バリ舞踊祭の当日も、毎回、神明宮の神様にご祈祷をお願いし、 そしてご加護をたまわるのですが、 たとえ決まり文句であっても、 やはり言葉として祝詞を奏上していただくのを聞くだけでも 安心し、力をいただいた気になります。 そんなわけで、思いのほか気持ちよく まずはいちばん踊れてないTopeng Dalemから ラティハンは始まったのです。 ちなみにこの日の午後は、知り合いに「きましたよ〜」って、あいさつまわり(笑)。 しかし、懇意にしているTirta SariのAjiの家に行くも、Ibuが出てきて、 「今、ラティハンに行ってる」とのこと。 じゃあってなもんで、3月に日本での公演(詳細はあらためて告知します)の 「Parawakia」でご一緒するデワニョマンの家に行くも、 BapakとIbuに「ニョマンはラティハンに行ってる」といわれ、 じゃ、「ラティハンが終わったら、宿に来てもらってもいいですか?」 と伝言をお願いし、 そうこうしているうちに宿に帰ったら、 Ajiが宿に来て「もう家に帰ったからこい」といってたと、宿のAjiから伝えられ、 「え〜、でも、デワニョマンに、ここに来てくれっていっちゃったよ」と思いつつも、 どうせすぐにはこないとタカをくくって、Ajiの家にいって話をしていると、 かなりすぐにデワニョマンがAjiの家にやってきて、 「宿に行ったらここにいるといわれてきました」と、 わざわざAjiの家にきてくれちゃいました。 デワくん、すまん! で、実はふたりとも同じ場所でラティハンをしていたということを聞いて、 「な〜んだ」となりつつも、「明日ジンバランのホテルでそれをやるから」といわれて、 「なら、ぜひお供します!」ということになったのでした。 また続く。 ▲
by asabali
| 2010-02-20 04:11
| バリ芸能
2010年 02月 19日
バリに行ってきました。
最近は2年に1回ぐらいと、かなりペースダウンしてきて 滞在日数も短くなってきていますが、 それでも、バリに触れることで揺さぶられる感覚は 日本の、少なくとも東京にいるだけでは感じることができないものなので こればっかりはバリに行くことでしか得ることはできません。 今回、東京にはないその特別な感覚がなんであるかが私の中ではっきりわかったんですが、 いきなりそのディープな話をするのもなんなので、 バリ滞在中の出来事などをしたためながら(笑)、 最終的に話がうまいことその発見地点に着地できるといいかなと思います。 とはいえ、旅の話ってなものは、印象順にあっちこっちに飛んでしまうので、 肝心なことが行方不明になってしまうかもしれません。 でも、ま、それはそれってことで(苦笑)。 さて、バリに出かけていく理由はいろいろありますが、 現実的かつ具体的にやることといえば、まずラティハン(練習)です。 今回は新しい踊りを習うというのではなく、 トペン3曲のプルバイキということで バリ着の翌朝からBatuanの師匠のもとにあいさつに出かけ、 可能ならそのままラティハンになだれ込んでしまおうという心づもりで、 お決まりの「いつ来た?」「どこに泊まってる?」「どのくらいいる?」といった やり取り(もはや儀式・笑)をし、ラティハンの話を切り出したのですが、 師匠はそれには答えず、「10時まで待て」と。 一瞬「???」となってしまいました。 少ししてわかったのですが、 要は「これからオダランでトペンを踊りに行くので、ついてくるか?」 ということだったんですね。で、10時に迎えの車がくると。 しかしこちとら、バリに着いたばかりなうえ、 まさかそんな展開になると思っていなかったので、 「あわわっ、パキアンがありませんっ(汗)」とうろたえてしまいました(苦笑)。 結局、師匠にウダンとサプッ、カインを借り、 バジュはそのとき白いTシャツを着ていたので、 「まいっか」ということになり(でも猫のシルエットとタイポグラフィのデザインの、 どう見てもオダランにはそぐわないTシャツ・爆)、 迎えにきた車に私も飛び乗ったのです。 Batuanから数10分。 GianyarのBelegaという村の小さなPuraに到着。 ひと休みしてそろそろ準備を……という頃合いになったとき 突然の豪雨! 集まってきている人たちはみな屋根のあるところに避難しますが、 一瞬にして地面は水浸しです。 そういえば前日の夜、空港に迎えにきてくれた知り合いが 「毎日、雨ばかり」と言っていました。 確かに、いつもなら空港を出た直後に「もわっ」と感じるバリの熱が なぜか感じられなくて拍子抜けしましたし (それは直前に雨が降って熱気が冷めていたからだったとのこと)、 その夜も雨が降って、バリ最初の明け方はむしろ寒いぐらいでした。 う〜ん、寒い日本からバリに来たのに(苦笑)。 話を戻しましょう。 雨が降ったところで別にだれも、たいして困ったようには見受けられません。 ただ、オダランの進行役というか、段取りを任されている数名の若者は 水浸しになってしまったところの水をかき出したり、 ロール状のボール紙をどこかから調達してきて地面に敷いたり (でもすぐ濡れてふやけてぐずぐずになってしまいました・苦笑)、 どこかから板を持ってきて地面に置いたりして、 なんとかいい状態でTopengを、という気持ちが伝わってきました。 で、このオダラン、すごくよかったんです。 Puraも小さかったですし、儀式が行われている空間は ホントに狭くて(今まで私が見た中でいちばん狭い)、 踊れるエリアは正味、畳2枚分プラスα程度です。 その中で、Topengは踊り手3人のフルバージョン。 その目の前ではしっかりWayangもやってます。 プマンクも何人いたかな? 5人以上はいたと思います。 豚も2匹まるまる供物となっていました。 そしてもろもろの供物を捧げている空間では、 Topengの途中に、その供物のまわりを回りながら何かをする女性たち、 そのあとしばらくして逆回りで今度は男女で回る、といった、 儀式として、とても濃密な場に居合わせて、 バリ初日にいきなりの洗礼です。 きっと大きなオダランだったんでしょうね。なにかの記念祭とか、意味合いとして。 今ここにいる人たちは、普段とは違うオダランという特別な場をみなでつくり出し 共有していながら、それぞれは実はもっと大きな流れのbiasaの中にいる。 なんていうか、たとえば日本の感覚だとイベント性の高い特別な日は 日常から切り離されて、こう、ちょっと世界をまたぐ感じ? 「ハレ」と「ケ」というように、その2つは違ったベクトルを持ったものとして 日本人は認識してるように思います。 でもバリでは、それは別のものではなくて、むしろ、 ひとつの世界が重層になっているっていう感じでしょうか。 そんなこんなでおろおろしているこちらにはまったくおかまいなく、 なかば強制的にバリの本丸に放り込まれてしまいましたが(笑)、 そうして得たものはまだまだちょっと言葉が追いついていかないので 後日まとまっていけるように整理しようと思いますが、 ひとつ、すごく見たまんまのことで素直に、いいな、と思ったのは、 「年寄りが元気だ」ということ。 男性もそうですが、とくに女性は年寄りほど確信を持って 儀式の進行に参加しています。 思わず沖縄の「おばあ」を連想しましたが、 「定常系」としてのバリは、変わらないことが 過去にならず常に現在である(時間が止まっているわけではない)、 という独特の時空間感覚を持っているので、 そうなると今なにをやるかは経験値の高い人間が仕切るわけですね。 若いお嬢さんたちは、けっこういわれるままに働かされてました(笑)。 でも、こうしたオダランに見られるように、 年寄りの居場所がちゃんとある社会はまっとうだと思います。 ただ、口うるさい年寄りは、 普段はバリでも嫌われるかもしれませんけど(苦笑)。 そんなわけで初日いきなりのオダランでしたが、 ここに私なりの大きな気づきの予兆があったのです。 以下続く(笑)。 ▲
by asabali
| 2010-02-19 02:03
| バリ芸能
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